化粧品のブランド構築のメリット

化粧品のブランドイメージの構築が成功すると様々なメリットがあります。まずこの商品は「いいブランド」だと認識してもらうことが重要です。消費者がブランド品を好むのは品質がしっかりしていることと、長く廃れず使用できるからということです。最近は本物志向の傾向があり信頼のできるブランドであれば多少割高でも購入する消費者が増えています。「いいブランド」と認知されると、商品の品質がより信頼性をましたり、競合他社との価格競争からの脱却、また固定客が増加することに伴って利益率が上昇し商品寿命も長くなったりします。商品の付加価値を消費者に理解してもらい、選ばれるブランドになることが、ブランドイメージの構築メリットにつながります。

ブランドの差別化について

様々なブランドが軒を連ねる化粧品業界ですが、消費者から選ばれるにはやはり他のブランドとの差別化が必要になってきます。基本的な性能、機能性の差別化はもちろん、価格、そして流通の差別化もあります。例えば通信販売のみ、デパートのみ、また手に取りやすいドラッグストアでも販売をするのか、ということです。また販売顧客層に応じた差別化も効果的です。アンチエイジングを目的とし35歳以上の女性をターゲットとした商品、女子高生をターゲットにしたロープライスの商品、働く女性をターゲットにした高価格のご褒美的な商品など切り口次第で様々なターゲットの市場に参入することが可能になります。重要なのはいかにして各々の市場でナンバーワンのブランドになれるかどうかです。

ブランドの管理と成長について

ブランドイメージが構築され、差別化が図られたら、次はそのブランドを管理し育てていかなくてはなりません。その市場内でシェアがどんどん高まる「市場浸透速度」と、新規顧客が継続して化粧品を購入してくれるという「リピート率」が成長を確認するためのひとつの指標となります。市場浸透速度が速いとシェアが速いということになり、ブームで新規顧客層が増えていきます。一方市場浸透速度が速いからといって、それが固定客化につながりリピート率も高まるかというとそれはまた別の問題です。にわか顧客が多数を占め固定客が埋もれてしまう可能性があるからなのです。いいブランドはリピート率が通常の商品より著しく高いという特徴をもちます。ブランドの育成には最適な成長スピードというものが存在しています。